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ビッグホスピタル特集

三井記念病院

一人ひとりの個性や経験、目標に応じて、
自分らしい看護を見出し、輝ける職場です。

Top Interview

副院長・看護部長
井上 由美子(いのうえ・ゆみこ)

1984年3月、東京女子医科大学付属看護専門学校卒業後、4年間は東京女子医科大学病院勤務、88年社会福祉法人 三井記念病院に入職。97年4月同師長に就任。2008年3月千葉大学看護学科付属看護実践研究指導センター認定看護師教育課程修了。09年4月公立学校共済組合関東中央病院看護部長、10年1月同副院長に就任。13年10月東京医療保健大学大学院医療保健学研究科看護マネジメント学卒。15年7月より現職。乳がん看護認定看護師、認定看護管理者

患者さん一人ひとりにしっかり向き合うためにも、自分自身を大切にしてほしい。そうした想いから「個」を大切にした教育体制と、気持ちにゆとりを持てる働きやすい職場環境の整備に力を入れています。自分の頭で考え、自分の言葉で発信し、自ら行動し、自分らしく患者さんに寄り添う。そんな“創造的な看護”を私たちと一緒に目指しませんか?

歴史の中で培われてきた慈善の精神と高度急性期医療が三井記念病院の看護の特徴

 1906年、貧困により医療を受けられなかった人たちのために設立された三井記念病院は、慈善の精神に基づいて高度な医療を提供し続けてきました。創立から100余年という歴史を積み重ねてきた今もなお、その理念は変わることなく脈々と受け継がれています。
 そうした歴史の中で培われた風土なのでしょうか、三井記念病院のスタッフは皆やさしく、相手の立場に寄り添った看護ができていると思います。そのやさしさは看護師のみならず医師やコメディカルにも共通しており、スタッフ間のコミュニケーションがとりやすい雰囲気になっています。患者さんに対して質の高い看護を実践するためには、こうした働きやすい環境が必要不可欠です。
 私たちの中に根付いた慈善の精神を大切に守りながら「専門職としての社会的責務を自覚し、良質な看護を提供する」という看護理念を実践できるよう、「人として豊かな感性を育み、学び続ける自立した看護師」の育成に取り組んでいます。また高度急性期医療やがん診療、地域医療の中核を担う病院としての機能を果たすため、それらのケアに長けた看護師の育成に、特に力を入れています。
 急性期医療は展開が早いため、効率的かつ安全な看護を提供できるように、資格要件を定め教育体制の充実に努めています。医療も看護も一人で抱え込まず、チームで問題解決に取り組むことで患者さんを複眼的にとらえ安全と質の向上を目指しています。JCI認証病院(※)であることも学び続ける組織である証です。

JCI(Joint Commission International)とは国際的な医療機能評価機構で、三井記念病院は病院・大学病院プログラムとしては日本で17番目の認証病院となりました。

よく学び、よく働き、よく休み、よく遊ぶことで、自分らしい看護を展開

 看護師の仕事は、患者さんがその人らしい生活を送れるように支え、かかわり、見守っていくことです。そうした個別性を大切にした看護は、患者さんの体や心の状態はもちろん、生活習慣や家族構成、社会的地位などの背景まで含めてよく知ることから始まります。そのための有効なサポートツールとなるのが、三井オリジナルの電子カルテシステムです。目に見える状態だけでなく言葉や気持ちもデータとして記録されているので、電子カルテを読み解けば患者さんの個別性を科学的にとらえ、その人にふさわしい看護のあり方を考え、実践することができます。
 また私たちは、患者さんの「個」を大切にするのと同じように看護師の「個」も大切にしており、自分の頭で考え、自分の言葉で発信し、自ら行動し、自分らしい看護を展開できる「自立した看護師」になってほしいと願っています。そのために必要なのは「よく学び、よく働き、よく休み、よく遊ぶ」こと。入職1年目は学ぶべきことが多いので、研修も含めて多くの時間を学びに割く必要がありますが、忙しい生活の中でもオンとオフの切り替えを上手にして四つのサイクルをしっかり回していくことで、確かな知識とスキルをベースに笑顔で患者さんに接することができるようになるでしょう。

集合教育とポートフォリオ学習で学び続けられる看護師に

ポートフォリオ

業務関連のメモだけでなく、先輩からの励ましの手紙や患者さんとのスナップ写真など、自分にとって価値があると判断したものをどんどんファイリングしていく「ポートフォリオ」。自分の成長記録となります。

 新人研修は月に1~2回の集合教育があり、時期に応じて必要な知識や技術を段階的に習得することができます。成長の速度は人それぞれ異なり、また、同じ人でもすくすくと成長する時もあれば伸び悩んで停滞する時もあります。私たちが「個」を大切にするのは、教育においても同じこと。目安として全員に共通した目標設定をしますが、個人個人の能力や努力を評価し、取りこぼすことのないようていねいに育てていきたいと考えています。
 三井記念病院の新人教育の特徴の一つに、「ポートフォリオ学習」が挙げられます。ポートフォリオとは、現場で学んだ作業手順や自己学習の記録、各種研修の資料などをまとめてファイリングしたもの。研修を通して感じたことや先輩からの言葉も含めて1年間の軌跡が詰まっており、自分の成長とそのプロセスを可視化することのできるツールです。ポートフォリオを活用することで、自ら設定した目標を常に意識し、それを達成するための課題を明確にできるので、高い学習効果が得られます。 また、ポートフォリオはいつでも誰でも閲覧できる状態にあり、まとめた内容に対して先輩からコメントをもらったり、ほかの人のポートフォリオを見て刺激を受けたり、職場のコミュニケーションツールとしても活用されています。

一人ひとりの看護師がキャリアパスを描き自分らしく輝ける職場に

 あなたはなぜ、看護師になろうと思ったのですか? それぞれに自分なりの答えがあると思います。その「初心」を大切にしてください。これからの長い看護師人生において、それが自分を支える軸となります。 その軸に肉付けをするのが教育です。2年目以降もクリニカルラダーの段階に応じて知識や技術を身につけ、看護師としての土台づくりをしていきます。そして知識と技術を身につけ、経験を重ねていくと、自らのキャリアをどのように形成していくべきか、自然と見えてくるでしょう。
 三井記念病院では、看護師が長く働き、学び続けてほしいという想いから「質の高いジェネラリスト」「スペシャリスト」「看護管理者」「地域での活動者」といったキャリアパスを用意。それぞれの目標に向けてステップアップしていってほしいと願っています。どの道にも優劣はありません。一人ひとりが自分らしい看護を見出し、輝ける職場であるために、各種研修や進学支援、結婚・出産を経ても働き続けられる環境整備など、できる限りのサポートをしていきたいと考えています。