【2016年度(第106回) 午前 第61問-第120問】 過去問・解答

看護師国家試験 過去問題

2016年度(第106回)午前 第61問〜第120問看護師国家試験 過去問・解答

61 問 〜 第 75
  • 第 61 問
    Aさん(16歳、女子)。身長160cm、体重40kg。1年で体重が12kg減少した。Aさんは6か月前から月経がみられないため婦人科クリニックを受診し、体重減少性無月経(amenorrhea due to weight loss)と診断された。
    今後、Aさんの無月経が長期間続いた場合、増加することが予想されるのはどれか。
    1. 1.血糖値
    2. 2.骨吸収
    3. 3.体脂肪率
    4. 4.エストロゲン
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  • 第 62 問
    配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律〈DV防止法〉で正しいのはどれか。
    1. 1.婚姻の届出をしていない場合は保護の対象とはならない。
    2. 2.暴力を受けている者を発見した者は保健所へ通報する。
    3. 3.暴力には心身に有害な影響を及ぼす言葉が含まれる。
    4. 4.母子健康センターは被害者の保護をする。
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  • 第 63 問
    妊婦の感染症と児への影響の組合せで正しいのはどれか。
    1. 1.風疹(rubella) ──── 白内障(cataract)
    2. 2.性器ヘルペス(genital herpes) ──── 聴力障害
    3. 3.トキソプラズマ症(toxoplasmosis) ──── 先天性心疾患(congenital heart disease)
    4. 4.性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis) ──── 小頭症(microcephaly)
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  • 第 64 問
    Aさん(68歳、女性)は、胃癌(gastric cancer)のため入院した。入院初日に「夫も癌になって、亡くなる前に痛みで苦しんでいました。私も痛みが怖いんです」と言った。看護師は、Aさんが夫のように苦しむことへの恐怖や不安があることが分かり、Aさんとともに対処法について考えた。
    この時点での患者-看護師関係の段階はどれか。
    1. 1.方向付け
    2. 2.同一化
    3. 3.開拓利用
    4. 4.問題解決
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  • 第 65 問
    訪問看護の利用者に関する訪問看護と病院の外来看護の連携で適切なのはどれか。
    1. 1.訪問看護報告書は外来看護師に提出する。
    2. 2.利用者の個人情報の相互共有に利用者の承諾書は不要である。
    3. 3.利用者が使用している医療材料の情報を外来看護師と共有する。
    4. 4.訪問看護師から外来看護師に利用者の外来診察の予約を依頼する。
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  • 第 66 問
    Aさん(42歳、女性)は、交通事故による脊髄損傷(spinal cord injury)で入院し、リハビリテーションを受けた。Aさんの排泄の状況は、間欠的導尿による排尿と、坐薬による3日に1回の排便である。同居する夫と実母が導尿の指導を受け、退院することになった。初回の訪問看護は退院後3日目とし、その後は訪問看護を週2回受けることになった。
    入院していた医療機関から提供された患者情報のうち、初回訪問のケア計画を立案するのに最も優先度の高い情報はどれか。
    1. 1.食事の摂取量
    2. 2.1日の導尿回数
    3. 3.最終排便の日時
    4. 4.リハビリテーションの内容
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  • 第 67 問
    A君(6歳、男児)は、父母と姉との4人で暮らしている。3歳児健康診査で運動機能の発達の遅延を指摘され、5歳のときに Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィー(Duchenne muscular dystrophy)の確定診断を受けた。現在は、床からの立ち上がり動作に介助が必要である。見守りが必要ではあるが、室内の歩行は自立している。在宅支援サービスは利用していない。A君の外来受診時に母親から「最近、Aの世話をしていると、8歳の姉が私にしがみついて離れないので困ります」と看護師に相談があった。
    このときの看護師の対応で最も優先されるのはどれか。
    1. 1.姉の小学校の養護教諭に家庭訪問を依頼する。
    2. 2.姉にA君の歩行の見守りをさせるよう勧める。
    3. 3.短期入所を利用して父母と姉とで旅行するよう勧める。
    4. 4.居宅介護を利用して母が姉と関わる時間を確保することを提案する。
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  • 第 68 問
    在宅で訪問看護師が行う要介護者の入浴に関する援助で適切なのはどれか。
    1. 1.入浴前後に水分摂取を促す。
    2. 2.浴室の換気は入浴直前に行う。
    3. 3.浴槽に入っている間に更衣の準備をする。
    4. 4.入浴前の身体状態の観察を家族に依頼する。
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  • 第 69 問
    Aさん(65歳、女性)は、夫と実父との3人暮らしである。脊柱管狭窄症(spinal canal stenosis)の術後、地域包括ケア病棟に入院中である。退院後は自宅に戻り室内で車椅子を利用する予定である。Aさんの障害高齢者の日常生活自立度判定基準はB-1である。
    看護師による家族への指導で最も適切なのはどれか。
    1. 1.家族の生活習慣を中心に屋内環境を整備する。
    2. 2.夜間の車椅子によるトイレへの移動は制限する。
    3. 3.退院後の生活の課題に応じて福祉用具を選定する。
    4. 4.ベッドから車椅子への移動介助にリフトの導入を勧める。
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  • 第 70 問
    特定行為に係る看護師の研修制度に関して正しいのはどれか。
    1. 1.特定行為は診療の補助行為である。
    2. 2.研修は都道府県知事が指定する研修機関で実施する。
    3. 3.研修を受けるには10年以上の実務経験が必要である。
    4. 4.看護師等の人材確保の促進に関する法律に定められている。
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  • 第 71 問
    ある組織では、リーダーの支援の下でグループ討議を経て方針を決定している。このリーダーシップスタイルはどれか。
    1. 1.委任的リーダーシップ
    2. 2.参加的リーダーシップ
    3. 3.教示的リーダーシップ
    4. 4.カリスマ的リーダーシップ
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  • 第 72 問
    Aさん(32歳、女性)は小児専門の病院に勤務していたが、国際保健医療協力プログラムで中央アフリカ地域の州事務所に母子保健担当の看護師として派遣された。この地域は長く紛争が続き、母子の健康状態が不良と聞いた。
    Aさんが現地で最初に行う業務はどれか。
    1. 1.経口補水液の配布
    2. 2.乳幼児の栄養状態の把握
    3. 3.女性の識字率向上の支援
    4. 4.病院における母子看護業務の把握
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  • 第 73 問
    最も順応しにくいのはどれか。
    1. 1.視覚
    2. 2.嗅覚
    3. 3.味覚
    4. 4.触覚
    5. 5.痛覚
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  • 第 74 問
    起立性低血圧について正しいのはどれか。
    1. 1.脱水との関連はない。
    2. 2.高齢者には起こりにくい。
    3. 3.塩分の過剰摂取によって起こる。
    4. 4.脳血流の一時的な増加によって生じる。
    5. 5.自律神経障害を起こす疾患で生じやすい。
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  • 第 75 問
    平成26年(2014年)の人口動態統計における妻の平均初婚年齢はどれか。
    1. 1.23.4歳
    2. 2.25.4歳
    3. 3.27.4歳
    4. 4.29.4歳
    5. 5.31.4歳
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76 問 〜 第 90
  • 第 76 問
    人獣共通感染症で蚊が媒介するのはどれか。
    1. 1.Q熱(Q fever)
    2. 2.黄熱(yellow fever)
    3. 3.狂犬病(rabies)
    4. 4.オウム病(psittacosis)
    5. 5.重症熱性血小板減少症候群〈SFTS〉(severe fever with thrombocytopenia syndrome)
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  • 第 77 問
    医療職や介護職の業務で法律に規定されているのはどれか。
    1. 1.介護福祉士は訪問看護ができる。
    2. 2.薬剤師は薬を処方することができる。
    3. 3.臨床検査技師は肘静脈から採血ができる。
    4. 4.看護師は病院の管理者となることができる。
    5. 5.診療放射線技師はエックス線写真に基づく診断ができる。
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  • 第 78 問
    思春期に、親や家族との関係が依存的な関係から対等な関係に変化し、精神的に自立することを示すのはどれか。
    1. 1.自我同一性の獲得
    2. 2.心理的離乳
    3. 3.愛着形成
    4. 4.探索行動
    5. 5.母子分離
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  • 第 79 問
    排泄が自立していない男児の一般尿を採尿バッグを用いて採取する方法で正しいのはどれか。
    1. 1.採尿バッグに空気が入らないようにする。
    2. 2.採尿口の下縁を陰茎の根元の位置に貼付する。
    3. 3.採尿バッグを貼付している間は座位とする。
    4. 4.採取できるまで1時間ごとに貼り替える。
    5. 5.採取後は貼付部位をアルコール綿で清拭する。
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  • 第 80 問
    Aちゃん(6歳、女児)は、左上腕骨顆上骨折(left supracondylar fracture of humerus)と診断され、牽引治療のために入院した。医師からAちゃんと家族に対し、牽引と安静臥床の必要性を説明した後、弾性包帯を用いて左上肢の介達牽引を開始した。
    Aちゃんに対する看護で適切なのはどれか。
    1. 1.食事を全介助する。
    2. 2.左手指の熱感を観察する。
    3. 3.抑制ジャケットを装着する。
    4. 4.1日1回は弾性包帯を巻き直す。
    5. 5.痛みに応じて牽引の重錘の重さを変更する。
    解答を見る 解答:4
  • 第 81 問
    精神科病院の閉鎖病棟に入院中の患者宛てに厚みのある封筒が届いた。差出人は記載されていなかった。
    当日の看護師の対応で適切なのはどれか。
    1. 1.患者に渡さず破棄する。
    2. 2.患者による開封に立ち会う。
    3. 3.開封せず患者の家族に転送する。
    4. 4.看護師が開封して内容を確認してから患者に渡す。
    解答を見る 解答:2
  • 第 82 問
    潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis)の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ
    1. 1.遺伝性である。
    2. 2.直腸に好発する。
    3. 3.縦走潰瘍が特徴である。
    4. 4.大腸癌(colorectal cancer)の危険因子である。
    5. 5.大量の水様性下痢が特徴である。
    解答を見る 解答:24
  • 第 83 問
    児童相談所について正しいのはどれか。2つ選べ
    1. 1.国が設置する。
    2. 2.児童福祉司が配置されている。
    3. 3.母親を一時保護する機能を持つ。
    4. 4.知的障害に関する相談を受ける。
    5. 5.児童の保健について正しい衛生知識の普及を図る。
    解答を見る 解答:24
  • 第 84 問
    国際生活機能分類〈ICF〉の構成要素はどれか。2つ選べ
    1. 1.参加
    2. 2.休息
    3. 3.社会的不利
    4. 4.生活関連動作
    5. 5.心身機能・構造
    解答を見る 解答:15
  • 第 85 問
    Aさん(48歳、男性)は、右眼の視野に見えにくい部位があることに気付き眼科を受診した。暗い部屋で見えにくいことはない。頭痛や悪心はない。
    Aさんの疾患を診断するのに必要な検査はどれか。2つ選べ
    1. 1.脳波検査
    2. 2.色覚検査
    3. 3.眼圧測定
    4. 4.眼底検査
    5. 5.眼球運動検査
    解答を見る 解答:34
  • 第 86 問
    麻疹(measles)に関して正しいのはどれか。2つ選べ
    1. 1.合併症として脳炎がある。
    2. 2.感染力は発疹期が最も強い。
    3. 3.効果的な抗ウイルス薬がある。
    4. 4.2回のワクチン定期接種が行われている。
    5. 5.エンテロウイルスの感染によって発症する。
    解答を見る 解答:14
  • 第 87 問
    Aさん(30歳、女性)。月経周期は28日型で規則的である。5日間月経があり、現在、月経終了後14日が経過した。
    この時期のAさんの状態で推定されるのはどれか。2つ選べ
    1. 1.排卵後である。
    2. 2.乳房緊満感がある。
    3. 3.子宮内膜は増殖期である。
    4. 4.基礎体温は低温相である。
    5. 5.子宮頸管の粘液量が増加する。
    解答を見る 解答:12
  • 第 88 問
    入院集団精神療法において、看護師が担うリーダーの役割で正しいのはどれか。2つ選べ
    1. 1.患者間の発言量を均等にする。
    2. 2.沈黙も意味があると受け止める。
    3. 3.メンバーの座る位置を固定する。
    4. 4.患者の非言語的サインに注目する。
    5. 5.話題が変わった場合はすぐに戻す。
    解答を見る 解答:24
  • 第 89 問
    精神保健医療福祉に関する法律について正しいのはどれか。2つ選べ
    1. 1.自殺対策基本法に基づき自殺総合対策大綱が策定されている。
    2. 2.障害者基本法の対象は身体障害と精神障害の2障害と規定されている。
    3. 3.発達障害者支援法における発達障害の定義には統合失調症(schizophrenia)が含まれる。
    4. 4.精神通院医療の公費負担は精神保健福祉法による自立支援医療で規定されている。
    5. 5.犯罪被害者等基本法は犯罪被害者等の権利利益の保護を図ることを目標としている。
    解答を見る 解答:15
  • 第 90 問
    災害拠点病院について正しいのはどれか。2つ選べ
    1. 1.広域災害医療に対応する。
    2. 2.災害発生時に指定される。
    3. 3.医療救護班の派遣機能を持つ。
    4. 4.免震構造であることが指定要件である。
    5. 5.救急救命士の配置が義務付けられている。
    解答を見る 解答:13
91 問 〜 第 105
  • 次の文を読み91〜93の問いに答えよ。
    Aさん(53歳、男性、会社員)は、1週前から倦怠感が強く、尿が濃くなり、眼の黄染もみられたため、近くの医療機関を受診し黄疸と診断された。総合病院の消化器内科を紹介され受診した。時々、便が黒いことはあったが、腹痛はなかった。既往歴に特記すべきことはない。来院時のバイタルサインは、体温36.8℃、脈拍68/分、血圧134/82mmHgであった。血液検査データは、アルブミン4.2g/dL、AST〈GOT〉69IU/L、ALT〈GPT〉72IU/L、総ビリルビン14.6 mg/dL、直接ビリルビン12.5mg/dL、アミラーゼ45IU/L、Fe27μg/dL、尿素窒素16.5mg/dL、クレアチニン0.78mg/dL、白血球9,200/μL、Hb11.2g/dL、血小板23万/μL、CRP2.8mg/dLであった。

    • 第 91 問
      Aさんのアセスメントで正しいのはどれか。2つ選べ
      1. 1.脱水がある。
      2. 2.閉塞性黄疸(obstructive jaundice)である。
      3. 3.膵炎(pancreatitis)を発症している。
      4. 4.急性腎不全(acute renal failure)を発症している。
      5. 5.鉄欠乏性貧血(iron-deficiency anemia)の可能性がある。
      解答を見る 解答:25
    • 第 92 問
      腹部造影CTにて膵頭部癌(pancreatic head carcinoma)が疑われ、内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉が行われ、膵液細胞診と膵管擦過細胞診とが行われた。また、内視鏡的経鼻胆道ドレナージ〈ENBD〉が行われ、ドレナージチューブが留置された。処置後18時間、チューブからの排液は良好で、腹痛はなく、Aさんはチューブが固定されている鼻翼の違和感を訴えている。バイタルサイン は、体温37.1℃、脈拍76/分、血圧128/80mmHgであった。血液検査データは、総ビリルビン11.2mg/dL、直接ビリルビン8.2mg/dL、アミラーゼ96IU/L、白血球9,800/μL、CRP3.5mg/dLであった。
      このときのAさんへの看護で正しいのはどれか。
      1. 1.禁食が続くことを伝える。
      2. 2.ベッド上安静が必要であることを伝える。
      3. 3.鼻翼にドレナージチューブが接触していないか確認する。
      4. 4.ドレナージチューブを持続吸引器に接続する準備をする。
      解答を見る 解答:3
    • 第 93 問
      細胞診の結果、クラスⅤで膵頭部癌(pancreatic head carcinoma)と診断された。上部消化管内視鏡検査で十二指腸に出血を伴う膵癌(pancreatic cancer)の浸潤を認め、胃切除を伴う膵頭十二指腸切除術が行われた。術後、中心静脈栄養法〈IVH〉を行ったがインスリンの投与は必要ないと判断さ れた。経過は良好であり、食事が開始された。
      このときのAさんに対する説明で適切なのはどれか。
      1. 1.便秘が起こりやすい。
      2. 2.脂質の制限は不要である。
      3. 3.カロリー制限が必要となる。
      4. 4.ダンピング症状が起こりやすい。
      解答を見る 解答:4
  • 次の文を読み94〜96の問いに答えよ。
    Aさん(25歳、男性)は、オートバイの単独事故による交通外傷で救急病院に入院した。外傷部位は左上下肢で、左脛骨骨折(left tibial fracture)に対しては長下肢ギプス固定をした。左前腕部は不全切断で、再接着術が行われた。

    • 第 94 問
      入院後3日、左足趾のしびれと足背の疼痛を訴えた。
      看護師の観察で適切なのはどれか。2つ選べ
      1. 1.膝窩動脈を触知する。
      2. 2.足背の皮膚色を観察する。
      3. 3.足趾の屈伸運動が可能か確認する。
      4. 4.Volkmann〈フォルクマン〉拘縮の有無を確認する。
      5. 5.ギプスを数cmカットして浮腫の有無を確認する。
      解答を見る 解答:23
    • 第 95 問
      入院後6日、左前腕部の接着部から末梢側が壊死し、前腕切断術が行われた。術後4日、Aさんは幻肢痛を訴えた。
      看護師の対応で適切なのはどれか。
      1. 1.切断端に弾力包帯を巻く。
      2. 2.切断端のマッサージを行う。
      3. 3.肘関節を屈曲したままにする。
      4. 4.鎮痛薬では幻肢痛を軽減できないことを説明する。
      解答を見る 解答:1
    • 第 96 問
      下肢は長下肢ギプスから膝蓋腱支持ギプスに変更され、左上肢は義肢が装着されて自宅へ退院することになった。
      Aさんに対する退院指導で適切なのはどれか。
      1. 1.外出を控えるように指導する。
      2. 2.左前腕部に意識を集中しないように説明する。
      3. 3.義肢を装着して動作訓練を計画的に進めるよう指導する。
      4. 4.受傷前と同じ日常生活動作〈ADL〉ができることを目標に指導する。
      解答を見る 解答:3
  • 次の文を読み97〜99の問いに答えよ。
    Aさん(71歳、女性)は、要介護1で、ベッドからの立ち上がりや入浴などに一部介助を必要とするが、歩行器で室内を移動できる。失禁することがあるため失禁用のパッドを装着している。Aさんは介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を利 用している。入所した日の夕方から、水様便と嘔吐とがみられ、感染性胃腸炎(infectious gastroenteritis)が疑われてトイレ付きの個室に移動した。

    • 第 97 問
      感染症の拡大を予防する方法で適切なのはどれか。
      1. 1.使い捨ての食器に変える。
      2. 2.汚物の付着した衣類は焼却処分する。
      3. 3.排泄介助を行う看護師はガウンを装着する。
      4. 4.Aさんの手指を速乾性擦式の手指消毒薬で消毒する。
      5. 5.Aさんが触れた歩行器を 80%エタノールで清拭する。
      解答を見る 解答:3
    • 第 98 問
      Aさんは下痢と嘔吐の症状が続き、発症当日の夜から、集中力の低下と頻脈とがみられた。口渇はない。翌朝は症状が軽減したものの、午後になり見当識障害も現れた。
      Aさんに起きている状態として最も考えられるのはどれか。
      1. 1.脱水
      2. 2.硬膜下血腫(subdural hematoma)
      3. 3.認知症(dementia)の中核症状
      4. 4.隔離による拘禁症状
      解答を見る 解答:1
    • 第 99 問
      発症から2日目の午後、Aさんの仙骨部に直径2cm程度のステージⅠの褥瘡が出現した。嘔吐は消失したが下痢が続き、2〜5時間ごとにトイレを使用している。
      この時点の褥瘡に対する看護で最も優先されるのはどれか。
      1. 1.壊死組織の除去
      2. 2.エアマットレスの使用
      3. 3.撥水性の高いクリームの塗布
      4. 4.亜鉛入りの栄養補助食品の摂取
      解答を見る 解答:3
  • 次の文を読み100〜102の問いに答えよ。
    A君(2か月、男児)は、1か月児健康診査で尿道下裂(hypospadias)の疑いを指摘され、小児科を受診した。検査の結果、遠位型尿道下裂(distal hypospadias)と診断された。主治医から母親に対し、体重の増加を待ち1歳前後で尿道形成術を行う必要性について説明があった。母親から看護師に対し「手術を受けるまでの間、どう過ごしたらよいですか」と質問があった。

    • 第 100 問
      看護師の説明で適切なのはどれか。
      1. 1.「尿量を計測してください」
      2. 2.「手術まで外来の受診はありません」
      3. 3.「予防接種の時期は主治医と相談してください」
      4. 4.「オムツを交換するたびに尿道口を消毒してください」
      解答を見る 解答:3
    • 第 101 問
      A君は1歳3か月になり、尿道形成術を行うために入院した。手術当日、点滴静 脈内注射による持続点滴と尿道カテーテルが挿入された状態で帰室した。創部の陰茎全体はガーゼとフィルムドレッシング材で保護されていた。手術翌日、ガーゼに茶褐色の血液が付着していた。創部が排便で汚染されており、ガーゼを外すと創部に軽度腫脹がみられているが膿の付着はない。尿道カテーテルの周囲から尿が漏れていた。A君は「ママ」と言い不機嫌に泣いている。体温37.0℃、呼吸数28/分、脈拍120/分、血圧100/58mmHgであった。
      この時点のA君の状態として最も可能性が高いのはどれか。
      1. 1.創部痛はない。
      2. 2.出血が続いている。
      3. 3.創部の感染を起こしている。
      4. 4.尿道カテーテルが閉塞している。
      解答を見る 解答:4
    • 第 102 問
      A君は、手術を受けて1週が経過した。全身状態が安定したため、尿道カテーテルが抜去された。医師から母親に「3日間、経過を観察し、問題がなければ退院できます。退院1か月後に外来を受診してください」と説明があった。退院から外来受診までの日常生活の留意点に関して看護師が母親へ指導することになった。
      指導で適切なのはどれか。
      1. 1.「水分は控えましょう」
      2. 2.「入浴は避けましょう」
      3. 3.「1日1回導尿をしましょう」
      4. 4.「腹ばいの姿勢は避けましょう」
      解答を見る 解答:4
  • 次の文を読み103〜105の問いに答えよ。
    A君(2歳6か月、男児)。両親との3人暮らし。脳性麻痺(cerebral palsy)と診断され、自力で座位の保持と歩行はできず専用の車椅子を使用している。話しかけると相手の目を見て笑顔を見せ、喃語を話す。食事はきざみ食でスプーンを使うことができるが、こぼすことが多く介助が必要である。排泄、清潔および更衣は全介助が必要である。

    • 第 103 問
      定期受診のため外来を受診した。バイタルサインは、体温37.5℃、呼吸数32/分、心拍数120/分、血圧108/48mmHg であった。両上肢と手関節は屈曲、両下肢は交差伸展し、背を反らしており、全身が緊張している。母親は看護師に「Aは、便は出ない日がありますが大体毎日出ています。時々夜遅くまで眠らない日がありますが日中は機嫌良くしています」と話した。
      母親に指導すべき内容で優先度が高いのはどれか。
      1. 1.感染予防
      2. 2.筋緊張の緩和
      3. 3.排便コントロール
      4. 4.呼吸機能の悪化予防
      5. 5.睡眠パターンのコントロール
      解答を見る 解答:2
    • 第 104 問
      A君の食事について看護師が母親に尋ねると「食べこぼしが多く、食べながらうとうとしてしまい時間がかかるし、十分な量も食べられていません」と話した。
      A君の食事に関する母親への指導で最も適切なのはどれか。
      1. 1.「経腸栄養剤の開始について医師と相談しましょう」
      2. 2.「ホームヘルパーの依頼を検討しましょう」
      3. 3.「食事時間を 20 分以内にしましょう」
      4. 4.「ペースト食にしてみましょう」
      解答を見る 解答:4
    • 第 105 問
      現在、A君の母親は妊娠16週で順調に経過している。母親は「出産のときにAを預かってくれるところを探そうと思っています」と看護師に話した。父親は会社員で、毎日20時ころ帰宅する。A君の祖父母は遠方に住んでおり支援をすることができない。
      母親に情報提供する社会資源で最も適切なのはどれか。
      1. 1.乳児院
      2. 2.病児保育
      3. 3.情緒障害児短期入所施設
      4. 4.レスパイトを目的とする入院
      5. 5.ファミリーサポートセンター
      解答を見る 解答:4
106 問 〜 第 120
  • 次の文を読み106〜108の問いに答えよ。
    在胎40週2日、正常分娩で出生した男児。出生時体重3,300g、身長48.5cm。生後1日の体重は3,200g。バイタルサインは腋窩温37.2℃、呼吸数70/分、心拍数130/分。出生後24時間までに、排尿が1回、排便が1回みられた。

    • 第 106 問
      児の状態で正常から逸脱しているのはどれか。
      1. 1.体温
      2. 2.呼吸数
      3. 3.心拍数
      4. 4.排尿回数
      5. 5.排便回数
      解答を見る 解答:2
    • 第 107 問
      生後2日、医師の診察で問題がないことが確認され、母児同室を開始した。身体測定を行うため、児を新生児室に移送した。児は四肢を屈曲させた姿勢で、体重計に乗せたとき両手を広げ、そのまま上肢を伸ばし抱きかかえるような動きをした。腹部には境界の不明瞭な紅斑が散在し、腋窩と鼠径部にはクリーム状のものが付着していた。
      児の看護で適切なのはどれか。
      1. 1.手足を伸ばして寝かせる。
      2. 2.異常な反射があったと医師に報告する。
      3. 3.腹部の紅斑が散在している部位を消毒する。
      4. 4.腋窩と鼠径部のクリーム状の付着物は洗い落とさない。
      解答を見る 解答:4
    • 第 108 問
      生後3日、児の体重は3,000gになった。バイタルサインに異常はみられない。手掌と足底に黄疸がみられ、傾眠傾向にあった。血清ビリルビン値18.5mg/dL。母児同室を続けるため、コットに設置可能な光線療法器を用いて治療を行うことになった。
      児の光線療法に関する母親への説明で適切なのはどれか。
      1. 1.「体温は低下します」
      2. 2.「便の回数は減ります」
      3. 3.「おむつは外して行います」
      4. 4.「直接授乳は続けましょう」
      解答を見る 解答:4
  • 次の文を読み109〜111の問いに答えよ。
    Aさん(38歳、男性、会社員)。両親と3人暮らし。25歳のころに双極性障害(bipolar disorder)と診断された。3か月前から気分が落ち込み夜も眠れず、食欲もなくなり仕事を休むことが多くなってきた。無力感を感じるようになり、休職して精神科病棟に任意入院した。入院後は1日中ベッドで横になって過ごし、他の患者との交流もみられない。看護師が話しかけても簡単な返事をするだけで無表情である。食事は病室で摂取しており、摂取量は少ない。

    • 第 109 問
      入院後1週が経過した。Aさんはベッドに横になりじっと窓を見つめていることが多くなった。看護師が何をしているのか話しかけると、Aさんは「死にたいと思っている」と答えた。
      このときの看護師の対応で適切なのはどれか。
      1. 1.話題を変える。
      2. 2.気分転換を促す。
      3. 3.すぐに良くなると励ます。
      4. 4.自殺しないことをAさんに約束してもらう。
      解答を見る 解答:4
    • 第 110 問
      入院後4週が経過した。昨日は、午前中ホールに1回出てきたが、すぐに病室に戻ってしまった。今朝、看護師がホールに出てきたAさんに「おはようございます」 と声を掛けたところ、「おはよう」と答えただけで病室に戻ってしまった。夕方には他の患者とも会話をしたり、一緒にテレビを見たりするようになった。看護師が気分について尋ねると「まだ死にたい気持ちが残っている」と話した。
      このときのAさんの状態のアセスメントとして正しいのはどれか。2つ選べ
      1. 1.過活動である。
      2. 2.気分には日内変動がある。
      3. 3.自分に注目して欲しいと思っている。
      4. 4.行動の回復と感情の回復に差が生じている。
      5. 5.看護師に声を掛けられたことに怒りを感じている。
      解答を見る 解答:24
    • 第 111 問
      入院後3か月が経過した。Aさんは気分が安定し、食事も全量摂取できるようになり、日中は作業療法に週4日参加している。「もう死にたい気持ちはなくなりました。でも、まだ短時間しか新聞を読めないので、仕事に戻るのが不安です」と話している。
      Aさんの退院に向けた支援として適切なのはどれか。2つ選べ
      1. 1.転職を勧める。
      2. 2.上司との面会を設定する。
      3. 3.再発のサインを一緒に見つける。
      4. 4.自信が持てるようになるまで待つ。
      5. 5.作業療法に集中力を高めるプログラムを入れる。
      解答を見る 解答:35
  • 次の文を読み112〜114の問いに答えよ。
    Aさん(23歳、女性)は、大学を卒業後、インテリア会社に事務職として就職した。入社後に「ユニフォームが似合うようになりたい」とダイエットを始め、次第にやせが目立つようになった。母親がAさんに食事を作っても「太るのが怖い」と言って食べず、体重は2週間で5kg減少した。心配した母親とともに精神科外来を受診し、摂食障害(eating disorder)と診断され、開放病棟へ入院した。入院時、身長160cm、体重37kgであった。

    • 第 112 問
      入院から1週間の期間に観察すべき項目はどれか。2つ選べ
      1. 1.浮腫の程度
      2. 2.過食の有無
      3. 3.活動量の低下
      4. 4.嚥下障害の有無
      5. 5.振戦せん妄の有無
      解答を見る 解答:12
    • 第 113 問
      入院後2週が経過した。Aさんは食事の時間に食べ物を細かく刻み、1時間以上 時間をかけるが、摂取量はスプーン1杯ほどである。ベッド上でストレッチを2時 間行っている。Aさんと話し合ったところ「私はこの病棟で一番太っているから少しでも痩せなきゃ」と話した。
      看護師の関わりとして適切なのはどれか。
      1. 1.体重測定の回数を増やす。
      2. 2.鏡でAさんの全身を映して見せる。
      3. 3.痩せたいという気持ちについて話し合う。
      4. 4.Aさんは看護師よりも痩せていると伝える。
      解答を見る 解答:3
    • 第 114 問
      入院後3か月が経過した。Aさんは体重が43kgまで増加し、主治医と相談して、退院の準備をすることになった。退院の話題が出ると、Aさんと母親は口論することが多くなった。父親は出張が多く、面会に来たのは一度のみであった。
      退院に向けてAさんと家族に勧めることとして最も適切なのはどれか。
      1. 1.栄養指導
      2. 2.作業療法
      3. 3.家族療法
      4. 4.単身生活の開始
      解答を見る 解答:3
  • 次の文を読み115〜117の問いに答えよ。
    Aさん(70歳、男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ- 20で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5℃、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%であった。

    • 第 115 問
      救命救急センター到着時に観察する項目で最も優先するのはどれか。
      1. 1.体温
      2. 2.心電図波形
      3. 3.意識レベル
      4. 4.尿失禁の有無
      解答を見る 解答:3
    • 第 116 問
      頭部CTの結果、高血圧性脳出血(hypertensive cerebral hemorrhage)と診断され、集中治療室に入室した。入室時にはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ- 30。体温37.0℃、呼吸数 16/分、脈拍82/分、血圧154/110mmHg。入室から8時間後、体温37.2℃、呼吸数18/分、脈拍50/分、血圧208/106 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%になり、呼びかけと痛み刺激に開眼しなくなった。
      このときのAさんの状態はどれか。
      1. 1.低酸素脳症(hypoxic encephalopathy)
      2. 2.脳圧亢進症状
      3. 3.髄膜刺激症状
      4. 4.正常圧水頭症(normal pressure hydrocephalus)
      解答を見る 解答:2
    • 第 117 問
      入院から4週が経過し、病状が安定して意識が回復した。Aさんは後遺症として運動性失語が残り、言葉がうまく発せられないため涙ぐむことがあった。妻は面会後「夫が話す言葉が分からず、どう接すればよいか分からない」と言って戸惑っていた。
      妻に対する対応で最も適切なのはどれか。
      1. 1.「いつもどおり話をしてあげてください」
      2. 2.「看護師も同席してAさんとお話ししましょう」
      3. 3.「リハビリテーションで話せるようになりますよ」
      4. 4.「分かりやすい言葉で話しかけてあげてください」
      解答を見る 解答:2
  • 次の文を読み118、119の問いに答えよ。
    Aさん(89歳、女性)は、認知症(dementia)と診断されており、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準はランクⅡbである。定年退職後の長男(66歳、未婚)との2人暮らし。Aさんは「役所の世話になるのは嫌だ」と言い、要介護認定を受けることを承諾していなかった。しかし、Aさんが室内で転倒したことをきっかけに、要支援1の判定を受け介護予防訪問看護が導入された。

    • 第 118 問
      Aさんは「家事は私の仕事だ。息子にも他人にも任せられない」と言い、夕方になると、歩いて5分程度のスーパーマーケットへ買い物に行くことが長年の習慣となっている。最近、夜になっても帰宅せず、長男が探しに行くとスーパーマーケットから離れた公園のベンチに座っていることが数回あった。長男は訪問看護師に「母は私が後をついてきたと思い込んで怒るんです。このままでは心配です」と相談した。
      看護師が長男へ助言する内容で最も適切なのはどれか。
      1. 1.「先に公園で待っていてはどうですか」
      2. 2.「ホームヘルパーの利用をお勧めします」
      3. 3.「Aさんに買い物はやめるよう話しませんか」
      4. 4.「荷物を持つという理由で同行してはどうですか」
      解答を見る 解答:4
    • 第 119 問
      ある冬の訪問時、長男が「母がここ数日寒さを訴え、居間にある電気こたつの温度を最も高くして、肩までもぐり込んでそのまま朝まで眠ってしまう」と話した。長男の話を受けて、看護師が最初に観察する項目で最も優先度が高いのはどれか。
      1. 1.筋力低下の有無
      2. 2.感染徴候の有無
      3. 3.認知機能のレベル
      4. 4.全身の皮膚の状態
      解答を見る 解答:4
  • 次の文を読み120の問いに答えよ。
    Aさん(70歳、男性)は、妻と長男との3人暮らしである。左被殻出血(left putaminal hemorrhage)で入院し、歩行訓練および言語訓練のリハビリテーションを行い自宅に退院した。退院時の検査所見は、HDL コレステロール40mg/dL、LDL コレステロール140mg/dL、トリグリセリド150mg/dL であった。退院後、週1回の訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、血圧は降圧薬の内服で130/80mmHgであった。右片麻痺、麻痺側の感覚障害、運動性失語があり、一本杖や手すりを利用して自宅内を移動していた。Aさん宅は、酒屋を自営しており、1階は店舗、トイレおよび浴室、2階に居室がある。各階の移動は手すりのあるらせん状階段のみで、階段昇降機の取り付けは構造上できない。Aさんは「店に出て親しい客に会うのが楽しみだ」と話した。

    • 第 120 問
      訪問看護計画に取り入れる内容で最も優先度が高いのはどれか。
      1. 1.言語訓練
      2. 2.食事指導
      3. 3.内服薬の管理
      4. 4.排便コントロール
      5. 5.階段を昇降する練習
      解答を見る 解答:5

2016年度の看護師国家試験は、合格率88.5%、合格者数は55,367人でした。必修問題の合格基準は40点以上/49点又は39点以上/48点、一般問題・状況設定問題の合格基準は142点以上/248点でした。看護師国家試験は、出題基準の改定とともに内容は変わりますが、基本は過去問です。過去問・解答を普段からチェックする癖をつけておくと、過去問・解答の挑戦に改めて時間をとらなくても基礎力を高めることが出来るのでお勧めです。