東京都・一般病院
2東病棟の呼吸器内科に所属しています。主に肺疾患の患者さんが多く入院されている病棟ですが、その他の疾患の患者さんもいらっしゃるので、日々学びながら患者さんの検温・ケア・処置などを行っています。慌ただしい中でも一人ひとりの患者さんの状態を観察し、思いを傾聴できるように心がけて、よい看護ができるよう努力しています。
近所に住んでいますが、初めて当院にインターンシップで足を踏み入れました。患者さんとの関わり方や、スタッフの方々とのコミュニケーションの良さ、忙しさの中でも笑顔やスタッフ間での声掛けやチームワークの良さを感じました。また、私は家庭を持っているため、家庭を持ちながらの仕事との両立を図りやすいワークライフバランスを持てる職場環境であることも入職の決め手となりました。
新人の時にプリセプターとしてついてくださった方が、偶然にも同じ専門学校の先輩であり、年齢も近く、家庭の状況も似ており、私の思いをいつでも聴いて理解してくださったことや、偶然にも同じ部署に配属してもらえた同期がいることで、いつでも悩みや失敗を打ち明けられ、お互いに頑張ろうと思える気持ちにさせてくれています。
私は家庭があるため、なるべく通勤に便利な場所をと考えたのが一番でしたが、働くうえで、働く環境や人間関係は大事だと思います。看護の仕事をするうえでは、一緒に働くメンバーとコミュニケーションが図れないと仕事がうまく進みません。実際の働く環境をのぞきに行くことのできるインターンシップや病院見学は、自分が自分らしく働ける場所を見つけるのによい機会だと思います。
多くの患者さんと日々関わるなか、私たちは毎日マスクを装着して患者さんのもとへ行きます。ご高齢の方が多いこともあり、目や耳が少し不自由な方もいらっしゃり、マスクをしていると「看護師の外見はみんな似たり寄ったりに見える」そうです。日々同じ看護師が同じ患者さんを担当するわけではないうえに、人数も多い中でも、名札を見て自分の名前と顔を覚えてくれた患者さんがいるととてもありがたくうれしく思います。