【東京慈恵会医科大学附属第三病院】のインタビュー

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東京慈恵会医科大学附属第三病院 (とうきょうじけいかいいかだいがくふぞくだいさんびょういん)

心のこもった看護を学びたい

オルタネイト
  • 整形外科
  • 総合診療科
  • 看護師
  • 職歴1年
  • 新潟医療福祉大学出身

当院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか?

私が慈恵医大に就職を決めた理由は、患者さんを1人の人間として見つめ、じっくりと向き合うという慈恵の看護に魅力を感じたからです。インターンシップに参加した時、忙しい中、患者さんのベッドサイドで、痛みを訴える患者さんの手に触れながら話を聴く看護師の姿を目にして、私のやりたい看護がここにあると強く感じました。

看護師1年目で苦労したことや嬉しかったことを教えてください

最初の頃は、新潟から上京してきたばかりで、仕事も1人暮らしも不安でいっぱいでした。毎日のように今日は大丈夫かな…と不安や緊張と闘いながら1日1日を乗り超えることに精一杯だったように思います。そんな私がここまで来れたのは、病棟でいつも温かく見守ってくださる先輩方と、一緒に頑張る同期の存在があったからだと実感しています。

印象に残っているエピソードを教えてください。

入院前は杖で生活していたが、入院してからは床上生活となりADLが低下してしまった患者を受け持つことがありました。トイレに行けるようになり、家に帰りたいという本人・ご家族の思いがあったため、毎日離床の声掛け、励ましを行い、これを継続することで離床への意欲が生じ、本人から「歩く練習をしましょうか!」との言葉が聞かれるようになりました。杖で歩き、嬉しそうに退院されていった姿が印象的で、嬉しかったです。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

患者さん本人や家族からお話を聴き、その希望に沿った目標を目指し、入院から退院後の生活を考えながらチームで関わっていくことにやりがいを感じます。看護師だけでなく、医師やPT、ST、ソーシャルワーカー、ケアマネージャーなど多職種で1人の患者さんとご家族をサポートしていくということに難しさを感じつつも、どの職種も欠けてはならないと実感しています。

看護学生のみなさんへ!

学生生活では、実習に勉強に大変なことがたくさんあり、つまずくこともあると思いますが、“どんな看護がしたいのか”を想像して、多くの病院、看護師の姿を見て、嬉しいことも辛いことも全部吸収していって欲しいと思います。慈恵医大で私たちと一緒に、心のこもった看護を考え、実践しましょう!