【虎の門病院】のギャラリー

高い総合力で先進医療を提供

　1958年の開院以来、国家公務員共済組合連合会の中核的医療施設として高水準の先進医療を提供しています。「Patient oriented」を基本理念とし、職員一人ひとりが自分の家族や最愛の人を安心して入院させられる病院づくりを目指しています。
　同時に、目の前の患者さんから学ぶことを基本に、教育病院として次代を担う医師・看護師などの有能な人材の育成に取り組んでいます。
　看護部においても一人の患者さんに対し、一人の看護師が入院から退院まで責任を持って担当する「プライマリ・ナーシング」を行い、「患者さん中心の看護」を追究しています。
　また、附属の大学や養成施設を持っていないため、特定の学校の出身者に偏ることなく全国から様々なスタッフが集まり、虎の門病院という文化を創っています。

自分のペースで学び、キャリアアップできる環境です

　1974年、日本でいち早く院内に看護教育の専任者を配置し、早くから院内教育に取り組んできました。現在では６名の専任者を配置し、充実した院内教育を提供しています。２年間かけて行う「新人コース」と「基礎コース」は実践に即した基本的な知識や技術を確実に身に付けることができるきめ細かな教育内容です。またプリセプターシップを取り入れ、チームメンバー皆で新人看護師をサポートしています。
　３年目以降も、様々な院内教育が準備されています。プライマリ・ナーシング入門・中級・上級コースをはじめとして、ジェネラリストとしての実践力を究める事例検討会、看護研究、各種勉強会・講演会など幅広い選択肢があり、自分のペースで学び、着実にキャリアアップしていくことができます。

専門分野を学びスペシャリストに

　当院では専門看護師（がん看護、慢性疾患看護、急性・重症患者看護、老人看護、精神看護）、認定看護師（皮膚・排泄ケア、感染管理、乳がん看護、緩和ケア、がん化学療法看護、透析看護、脳卒中リハビリテーション看護）、インフェクションコントロールナース（感染制御学博士課程修了）などのスペシャリストが活躍しています。乳がん看護相談外来、ストーマ外来などで患者さんへ専門的なケアを提供したり、病棟の看護師からの相談に応じたり、と看護ケアの質の向上に取り組んでいます。また、院内の感染対策、褥瘡予防対策、がんサポートなどの職種を越えたチームでの活動にも取り組み、組織横断的に活躍しています。
　専門的な勉強会や講演会を数多く開催しているので、自由に参加し、興味ある分野を学んでいくことができます。スペシャリストを目指して専門分野を学ぶために進学するナースも多くいます。