救急・急性期からストレスケア、児童まで、精神科領域の全てを学べる体制を整備
「総合精神科病院の確立」を基本的な考えとし、精神科領域全ての症例に即応できる体制を整えています。ストレスケア病棟ではうつや双極性障害、そしてストレス関連疾患の方へ、日常から離れ、自己を振り返る時間と空間を提供しています。臨床心理士による認知行動療法の実践などプログラムの充実を図り、自分自身を取り戻す支援を行ないます。退院後はデイケアでリワークプログラムを受けることもでき、休職中の方にも復職に向けた支援を行なっています。近年、これら気分障害やストレス関連疾患の患者層が増加し、病院全体でも新規入院の4割を超えています。夜間・休日は基本救急病棟で受け入れ治療が始まるため、どんな病態にも万全の体制で対応することができます。
また、児童精神科病棟も備え、支援学校の分教室と協力し、子どもの成長を医療と教育両面から支えています。