千葉県・一般病院
私が日々、心掛けていることは患者様と信頼関係を築くこと。患者様のご家族にも目を向けることの2つです。
精神科では患者様から拒薬や介入拒否がみられる場合があります。私は、患者様が安心して治療を受けることができると考えていただけるとより、適切な医療が提供できるのではないかと考えています。そのために、なるべくお話する時間を日々の中で設け患者様自身を理解するように努め寄り添い、(下に続く)
信頼が構築できるよう心掛けています。
急性期で混乱されている状態をみたご家族も、患者様とともに辛い体験をされているのではないかと考えているため、入院時にはご家族の休息が確保できるような声かけを心がけます。また、面会時にはご家族の不安や悩みを聞き少しでも解消することができるように心掛けています。
精神科では、退院されてから数ヶ月後に症状の悪化で再入院される方がいます。退院され地域に戻られてからは、病棟と同様の治療が行われるわけではありません。私は日々、早く症状が落ち着き望む場所で長く生活を送ってほしいと考えています。しかし確実な内服や通院の継続を患者様に強要できるわけではありません。(下に続く)
入院時から退院後を考えた看護の提供を行いますが、患者様には自己決定の自由があり、退院後の過ごし方は患者様自身の決定により日々行われるため看護の難しさを痛感しています。
日々、勉強や課題、実習などで毎日が忙しく過ぎていると思います。学生さんにしか行えない看護もたくさんあり、患者様と関わることは
とても貴重な経験になると思います。自身の健康にも気をつけて学生生活を楽しんでください。応援しています。