千葉県・一般病院
訪室する際は患者様からの言葉だけでなく、私たちに向けられた表情や仕草など一つ一つのサインを見逃さないように意識しています。
血液疾患の患者様の中には、再発や長期療養後に病状が悪化してしまうことがあり、病気の経過が長い方々が多いです。また、クリーンルームという閉鎖空間の中で行動制限されていることや、新型コロナウイルスによる面会制限により、患者様はさらに孤独や不安を抱えやすくなっています。(下に続く)
そのような患者様の苦痛や苦悶を和らげ、安心感を与えることができる温かみのある癒やしの看護を提供できるよう心がけています。
私は血液内科・耳鼻咽頭科の混合病棟に所属しており、主に抗癌剤治療のため入院される患者様がほとんどになります。抗癌剤と聞くと、「副作用が怖い」といった印象を強く持っている方が多いです。患者様一人ひとりの価値観や思いを尊重し、副作用予防やコントロールしていけるように支援しています。(下に続く)
また、抗癌剤は患者様それぞれで投与量は異なっており、決められた時間や速度で投与されないと効果のが半減してしまったり、患者様へ害を及ぼしてしまう場合があります。日々緊張感を持ちつつ、患者様が安心して治療に臨めるよう意識しています。
研修環境が充実しており、様々な分野について知識を深めてスキルをアップを段階的に踏んでいくことができます。コロナ下でうまくリフレッシュができない状況ですが、実習や国家試験の勉強を無理せず頑張ってください。4月から皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。