千葉県・一般病院
入職後、看護師5年目で消化器内科・外科病棟へ異動となりました。そこでストーマ造設術を行った70歳代の女性を担当しました。その方は認知機能の低下が認められましたが、セルフケアを確立し、訪問看護等のサービスの利用をせずに自宅退院となりました。しかし、自宅退院後にストーマケア用品販売店のスタッフへ頻繁に電話連絡が入り、自宅でのストーマケアが行えていないことが判明しました。(下に続く)
私を含めた病棟スタッフのストーマケア指導に対する知識不足や、在宅で暮らす患者さんの生活をイメージすることができていなかったことを痛感し、認定看護師を目指すきっかけとなりました。
スキンケア相談室に在籍しており横断的に活動しています。ストーマ外来やフットケア外来といった看護外来の運営を行ったり、皮膚・排泄ケアに関する相談を受けた時に現場に出向いてスタッフとともに対応策を検討しています。また、院内・外での勉強会を行うこともあります。看護師が統一したケアを行えるようにマニュアル整備を行ったり、褥瘡対策委員会で院内の褥瘡発生数を減らすための取り組みを行ったりと多岐にわわたります。
認定看護師などキャリアアップの支援制度が充実しています。学校へ通っている間のお給料が保証されていたり、仕事をしながら勉強するスタッフのための自己啓発休暇なども取得できます。認定校へ通ってみて、キャリアアップする時に支援があるか、どのような支援が受けられるかは病院によって様々だと知りました。何か資格を取りたいと思っている方はぜひ当院の制度を確認してみてください。一緒に働ける日を楽しみにしています。