【東京都福祉局】のインタビュー

東京都

東京都福祉局 (とうきょうとふくしきょく)

(都立北療育医療センター・都立府中療育センター)

重症心身障害児者に対しての看護

オルタネイト
  • その他
  • 看護師
  • 職歴1年
  • 鹿児島医療技術専門学校出身

現在のお仕事について教えてください。

当センターは重症心身障害児者を対象とした、長期にわたって利用者さんの療育と生活を支える役割を担っています。私が所属している医療病棟では、基礎看護技術から呼吸器を取り扱う専門性の高い医療ケアなど幅広い知識・技術を習得することができます。医療ケア以外でも季節の変わり目や誕生日などの行事や活動もあり、保育士と利用者さんと一緒に楽しみながら充実した生活を提供しています。

療育センターの仕事のやりがいや魅力を教えてください。

言語的コミュニケーションが困難な重症児者に対しての看護を提供するにあたり悩むこともありました。しかし、日が経つにつれ利用者さんの表情やサインを見ながら変化に気付くことができたり先輩や多職種の方々と利用者さんの個別性にあったケアを提供し反応が返ってきたときにやりがいを感じます。また、当センターでは小児期~老年期まで幅広いライフステージに合わせて長期的にじっくりケアを行えるところが魅力的だと思います。

東京都に就職したきっかけを教えてください。

私は小さい頃から障害を持った人たちと関わることが多くあり、学生のころから障害児者と関わることができる施設で働きたいと考えていました。東京都ではそのような施設が多くあったことや、東京への憧れや親元を離れて自立性を高めたいという気持ちもありました。

東京都への就職を考えている学生へメッセージをお願いします。

地方から東京に来て働く皆さんは仕事だけではなくプライベートでも慣れない環境が続くため緊張や不安があると思います。私も最初のころ初めてのことばかりでなかなか仕事も生活も慣れませんでした。しかし、職場の先輩方や同期のおかげで働き続けていることができています。皆さんも就職してはじめは緊張や不安に押しつぶされてしまいそうな方もいらっしゃるとは思いますがそのような時は先輩方や同期を頼ることをお勧めします。