【東京都福祉局】のインタビュー

東京都

東京都福祉局 (とうきょうとふくしきょく)

(都立北療育医療センター・都立府中療育センター)

子どもたちの成長に合わせた療育・看護をめざして

オルタネイト
  • 小児科
  • 看護師
  • 職歴1年
  • つくば国際大学出身

現在のお仕事について教えてください。

重症心身障害児・者等を対象とし、福祉職・訓練士等多くの職員と協働して、医療と日常生活支援を行う病棟です。健康管理や医療ケアの他に登校する児童・調理やゲーム等の活動を楽しむ幼児等個々の成長に合わせた療育の提供に努めています。学校がお休みの日には宿題のお手伝いや季節の行事を経験して楽しい時間を共有しています。

療育センターの仕事のやりがいや魅力を教えてください。

4月に病棟に配属された当時はまだ一人で歩くことが出来なかった幼児が、半年経った今では側で見守るのみで歩けるようになっており、一人ひとりの成長を間近で実感し、支援ができる環境にやりがいを感じます。また、長期間一緒に過ごす中で言葉によるコミュニケーションが難しい患児とも、発達状態に応じた支援の仕方を工夫することで関係性を築いていけることに魅力を感じます。

東京都に就職したきっかけを教えてください。

地元に根付いた病院で親しみがあること、一般診療だけにとどまらず地域の中核的医療機関としての機能をもっている病院であることから、高度・先進医療について学ぶことが出来ると感じたからです。また、自分の興味がある分野の医療を提供していることや臨床にいながら勉学に励むことができるサポートシステムがあることを知り、就職しようと考えました。

東京都への就職を考えている学生へメッセージをお願いします。

コロナ禍で充分に実習が実施できないまま、現場で働くのは大きな不安があると思います。ですが、東京都のキャリアラダーや新人看護師一人に指導者一人がついてくださるので、看護師としてとても学びやすい環境だと思います。慣れるまでは焦りを感じ大変だとは思いますが、時間をかけて学んでいくことで心の余裕を持って仕事ができるようになってくると思います。就職活動・新人看護師としてのご健闘をお祈りいたします。