【東京都福祉局】のインタビュー

東京都

東京都福祉局 (とうきょうとふくしきょく)

(都立北療育医療センター・都立府中療育センター)

個別性に合わせた幅広い看護の実践

オルタネイト
  • その他
  • 看護師
  • 職歴1年
  • 東京都立広尾看護専門学校出身

現在のお仕事について教えてください。

当院は重症心身障害児者の方の生活と医療を支援する施設です。私の配属された病棟は重症度が高い利用者さんが入所されており、生活援助から呼吸器による呼吸管理まで幅広い看護を提供しています。また、当院の特徴として保育士さんと協働して行うバスハイクや季節に合わせたお楽しみ会などの活動があり、日々の生活が楽しく変化のあるものになるよう関わっています。

療育センターの仕事のやりがいや魅力を教えてください。

利用者さんは、自身で体調の管理をすることが難しい方が多く、私たちの行う看護が大きく影響します。その分責任も大きく緊張感がありますが、日々利用者さんが体調を崩すことなく勤務帯を終えることが出来るととても達成感があります。また、僅かではありますが、職員の声掛けやケアの最中に様々な表情の変化を見せてくれることもあるので、嬉しそうな表情を見るととてもやりがいを感じられます。

東京都に就職したきっかけを教えてください。

私は幅広い分野の看護をしてみたいと考えており都立病院に入職すれば様々な経験が出来ると感じ希望しました。コロナ禍でなかなか満足に実習に行けず不安でしたが研修制度が整っていることに魅力を感じたことも理由の一つです。実際、入職直後から様々な研修を受ける事ができ日々の看護に役立っていると感じています。実地指導者や教育担当者として1対1で先輩方がしっかりとバックアップしてくださるので安心して看護ができます。

東京都への就職を考えている学生へメッセージをお願いします。

実際に働いてみると、学校で学んだことと違うと感じることもありますが、学生の時に経験したことや学んだことを活かせる場面の方が多いと実感しています。勉強や実習、就活など大変なことも多く不安でいっぱいだと思います。しかし、日頃の行いは報われます。お互い頑張りましょう。また、今の学生の時にしかできないことを思いっきり楽しんでください。