【札幌南一条病院】のギャラリー

北海道・一般病院

札幌南一条病院 (さっぽろみなみいちじょうびょういん)

市内中心部にある循環・呼吸器の専門病院

 北海道内の内科の中でも循環器、呼吸器の疾患に高い専門性を備えた病院として、その名を知られている札幌南一条病院。腎臓病センターとしての機能を充実させており、透析治療が必要な患者様のために障害者病棟を整備、さらに健康診断、人間ドックにも積極的に取り組み、予防から治療、療養まで総合的に対応できる病院として、地域社会に大きく貢献しています。
 現在、当病院に勤務する看護師はおよそ90名です。循環器、呼吸器に関する知識は内科医療の中心となることから、確かなスキルを身に付けたいと就職を希望する新卒看護師が多く、その出身地は全道各地に広がっています。病院の所在地が札幌市内中心部であり、地下鉄、市電の駅から近い好ロケーションなのも就職の魅力となっています。

確かな知識と技術の習得をじっくり丁寧に指導

 院内で行う研修は、採用時のオリエンテーションから看護の基礎となる技術の習得、さらにOJTによるスキルアップとあります。指導に関してはチューターシップを採用しており、先輩看護師が新人をケアし、厚生労働省が勧める「新人看護職員卒後臨床研修事業」に基づいて教育プログラムを立てています。自信を持って患者さんを支えられる看護師を目指し、皆さんの成長を技術面と精神面からしっかりとサポートします。
 また、新人指導のテーマとして「ゆっくりでも確かな技術と知識の習得」を掲げています。看護技術が高度化、複雑化する昨今、看護学校を卒業したばかりの看護師が現場で身に付けなければならないスキルは膨大です。もし、未熟な状態で患者様の看護に当たれば、医療事故にも繋がりかねません。新人がしっかり技術を身に付け、自信を持って看護ができるよう、看護部全体でバックアップしています。

さらなるキャリアアップを支援する多彩な制度

 「もっと技術や知識を身に付けたい。」そのような声に応えるべく、札幌南一条病院では全体で看護師のキャリアアップを応援する取り組みを進めており、認定看護師や専門領域での研修、資格取得などを支援する制度を確立しています。
 これまでの実績として、2010年に感染管理の分野で、2015年に皮膚・排泄ケアの分野で、2016年に透析看護の分野で、それぞれ各1名が認定看護師の資格を取得しました。6カ月間の専門教育を受け、その期間、給与の8割を支給しています。また、北海道看護協会や外部機関の研修には年間50人あまりの看護師が参加しており、研修のための休みは公用外出(出勤)扱い、研修費用も病院が負担しています。
 こうした取り組みはいずれも、看護師のスキルアップが病院全体の看護の質に結びつくという考え方に基づいたもの。向上心を持った人にとっては、非常にやりがいの大きな環境と言えるのではないでしょうか。