【仙台オープン病院】のギャラリー

地域医療支援病院、災害拠点病院として地域の医療に貢献しています

　当院は、仙台市と仙台市医師会の協力により設立された公設民営型の医師会病院です。開設当初よりオープンシステムの診療体制をとっており、高度な医療機器や病床は共同利用施設として登録医に解放、全国初の「地域医療支援病院」として地域医療連携を展開しています。330床の病床を有し、消化器、循環器、呼吸器疾患の紹介患者さんの外来、検査外来、専門医による先進的な内視鏡治療、年間1,200例を超える外科手術を行っています。一方、仙台圏救急医療システムのコントロールタワーとして二次救急を中心とした救急センターを併設、仙台市消防局の救急搬送方法「オープンシステム」に協力、救急車の搬送時間短縮に効果を発揮しております。さらに、平成23年10月には災害拠点病院の指定を受け、大規模災害時も含め、地域医療の拠点として他医療機関との連携を一層深め、地域住民の期待に応えられる医療を今後も展開していきます。

より高い専門性を身につけた看護師が、24時間365日の体制をつくる

　当院は救急看護、皮膚・排泄ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、感染管理、手術看護、摂食嚥下障害看護、認知症看護、慢性心不全看護の10分野にわたって「認定看護師」の資格を持った看護師がおり、それぞれの分野でスペシャルな働きをしております。
　また、当院では向学心旺盛なスタッフに対する病院のサポートがあり、大学院への進学にも対応しています。さらに当院では、栄養サポートチーム（NST）が栄養アセスメントに参加するシステムを導入しており、NST専従看護師が中心となって栄養パス作成や経腸栄養ケア、嚥下リハビリなどに取り組んでいます。

あしたはもっと、いいあした。最新の教育・研修でしごとを磨く

　一人ひとりの看護師がその仕事に適応していけるように、「３つの教育目標」に基づいた４年間の教育・研修プログラムを確立しております。新人は、４月のオリエンテーションからスタートし、１年間のプログラムによって一歩一歩着実に、必要な対応と知識を身につけていきます。そして２年目には受け持ち看護師の役割を中心に、後半から３年目にかけてリーダーとなる教育を受け、４年目には研究発表を経てリーダーの経験を重ねていきます。

「３つの教育目標」
①固定ナーシングにおける各自の役割認識を高め実践することにより個別的な質の高い看護サービスが提供できるようにする。②専門的知識を深めつつ実践力を養い、看護のレベルアップを図る。
③医療チームの一員として役割を認識し、円滑な人間関係を保つことができる能力を養う。