チーム医療
さいたま市立病院では、専門性の高い医師・看護師・コメディカルによるチーム医療を推進しています。チーム医療の中で看護師は、患者の生活全般を視野に入れ、他専門分野と意見交換をしながら、より良いケアに向けた調整者としての役割を担っています。現在、褥瘡対策チーム・緩和ケアチーム・NST(栄養サポート)チームなどが活動し、患者のニーズに応じたケアの実践に向けて成果を上げています。
治療中や治療終了後に、痛みや吐き気などの体の症状だけでなく、仕事の問題や費用のことなど社会的な問題の出現に対し、チーム全体で解決していきます。現在は、医師5名・看護師4名・薬剤師3名・栄養士1名・理学療法士1名・ソーシャルワーカー1名が参加しています。
具体的な活動内容は、週1回定期的なカンファレンスを行い、からだや心の苦痛症状の緩和、院内における緩和ケアに関する講習会や勉強会の開催などを行っています。