【恵佑会】のギャラリー

北海道・一般病院

恵佑会 (けいゆうかい)

プリセプターが中心となりサポートします
札幌病院 外来ロビー
院内保育園が併設されています
新人看護技術研修(採血)の様子

悪性腫瘍の診断・治療、再発、終末期まで一貫対応する専門病院

 悪性腫瘍の診断、治療、再発の対応から終末期まで対応しているのが、恵佑会札幌病院。診療科目も外科、消化器科など20科目を数え、全ての科が悪性腫瘍を診療の中心に据えています。一般的にがんは、手術・放射線・化学療法の3療法で治療に当たりますが、当院ではこれらの治療法を柔軟に組合せた、最善の治療を行っています。
 2009年には地域がん診療連携拠点病院に指定。高性能機器を備える最先端の医療機関として地域社会に大きく貢献しており、例えば食道がんの手術数では全国一の実績を誇るに至っています。また終末医療の拠点となる緩和ケア病棟があるのも当院の特徴の一つです。
 2012年には恵佑会第2病院が開設されました。食道がんの内視鏡的治療をはじめ術前検査、化学療法、放射線療法を行っています。
がん治療の最前線でスキルを磨きたい、注目が高まる緩和ケアを学びたい向学心にあふれる看護師が勤務しています。

細やかな研修で知識・技術さらに豊かな人間性を養成

 当院の研修は、「経年別研修」のほか、日常的に遭遇することが多い検査・処置・治療・看護技術などについて学ぶ「新人看護技術研修」、がん看護の専門性を高めるための「領域別研修」などで構成されています。
 がん看護研修、専門領域別研修は、当院ならではの教育プログラム。それぞれ専門の認定看護師が講義に演習をまじえ、丁寧に指導しています。また、6ヶ月目に受講する研修は、固定チームナーシングの理解や、基本的な知識・技術を身につけ、安全に看護を提供できるためのプログラムで構成されています。
 また研修及びその後のOJTに関しても、プリセプター制を導入しており、技術や知識面はもとより人間性の面で心豊かな看護師を育成しています。

極めて低い離職率の理由は、心温まる待遇と環境

 当院の仕事環境の特徴の一つが、充実した待遇。(特に夜勤に関しては、夜間の患者さんの状態を観察するという責任があることから、高水準の手当が支給されています。)
 また認定看護師・専門看護師が多いのも当院の特色で、13名の認定看護師(緩和ケア、皮膚・排泄ケア、がん化学療法、がん放射線療法、手術看護、感染管理)と2名のがん看護専門看護師が後輩の指導などにあたっています。自身のステップアップのために本資格の取得を目指す看護師も増えており、当院では「貸付金規程(資金助成制度)」を設けて認定看護師・専門看護師の育成にも取り組んでいます。
 さらに看護師同士の情報の共有や心の連携づくりにも意欲的で、各職場で随時開催される「カンファレンス」を通じて互いの絆やチームワークを強め合っています。
 こういった温もりあふれる職場環境から、令和元年度の新卒看護師離職率は0%となっています。